【レトロゲーム】ワンダープロジェクトJ
ゲーム名：ワンダープロジェクトJ
プラットフォーム：スーパーファミコン
発売日：1994年12月9日
メーカー：エニックス
ジャンル：コミュニケーションアドベンチャー（公式）
このゲームで初めて涙腺崩壊しましたね・・・。
子供の頃に売れ残ってて買ってもらったんですが、
もうなんかこのゲームの中にいるんじゃないかと。生きてる少年が。
本当にやって良かったと心から思えるゲームだったし、
逆に今やったらその思い出が壊れてしまうんじゃないかと大事に保管してあります。
喋りまくりとかそういうシステム面での話だけではない。
最初はボールや鳥に対しても機械の少年である「ピーノ」は分からないんですよね。
それを根気良く教えてあげるんです。
鳥を丸飲みしそうになったらペコっと叩いて出させる。
蹴ったら怒る。だんだんと選択肢がピーノの中で減っていきます
そのうち手に取って置くようになったりするんですよね。
そしたら褒めてあげる。
ボールを丸飲み（ｒｙ
それも正しく飛ばせるようになったりしたら褒めてあげます。
「わかったぞー！」と元気に返事をして覚えたときの達成感と来たら。
そしてそれを使って色々な事に応用して活かせる、見事に練られた作品だったと今思います。
拗ねることもあります。
機嫌を損ねたらプリン等をあげるのですが、
極限に拗ねるとプリンをあげても食べてくれなくて半分詰みます（汗）
そんなこんなでそうやってひとつひとつ、物事を教えて言って、
この機会の少年を育てていく、そんなゲームです。
最後は確かマルチエンディングだったと思いますがホント子供ながらに泣きましたね。
J2が64で出た時すぐ買いましたが、
いきなり画面越しにキスしてきた時は親に取り上げられましたね（トラウマ）
そんな方向性はいらない・・・と脱線しました。
とにかくこの機械の少年を育てて心を宿らせようとする、そんな暖かいゲームです。
今やったらそりゃVRだのマイクとかで話しかけるようなリアルなやつとか出るのかもしれませんが、
コントローラーとかで必死に妖精を動かして叩いたり褒めたりしてるだけなのになんかもう親気分。
その後開発元（？）が無くなって続編の可能性が限りなくなくなったのが悲しいです。
ファンサイトとかで署名とか世間話をアツくしてたのが懐かしいです。
「〇〇で覚えさせた」とか色々と自慢してて子供らしかったなぁ（遠い目）
ま、ウチのピーノが一番可愛かったと思いますけど。